結婚という人生の大きな節目。その大切な一日を、毎年お祝いする「結婚記念日」は、夫婦にとって特別な意味を持つ日です。しかし、いざ結婚するとなると、「結婚記念日って、みんないつにしてるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
法律で定められているわけではないからこそ、二人で自由に決められるのが結婚記念日の良いところ。この記事では、定番の決め方からユニークなアイデアまで、結婚記念日の決め方について詳しく解説します。さらに、記念日を彩る素敵な過ごし方もご紹介。この記事を読めば、きっとあなたたちらしい、最高の結婚記念日を決めるヒントが見つかるはずです。
定番からユニークなものまで!結婚記念日の決め方アイデア
多くのカップルは、「入籍日」か「挙式日」を結婚記念日にしているようです。それぞれの日に込められた意味や、その他の素敵なアイデアを見ていきましょう。
やはり定番!「入籍日」と「挙式日」
- 入籍日:法的に夫婦となった日
婚姻届を役所に提出し、法的に夫婦として認められた日です。近年では、挙式前に入籍を済ませるカップルも多く、「入籍日」を結婚記念日にするカップルは半数以上にのぼるとも言われています。婚姻届は休日や夜間でも提出できるため、二人の希望の日にちを選びやすいのもメリットです。 - 挙式日:ゲストに祝福された晴れの日
家族や友人など、大切なゲストの前で愛を誓い、夫婦として祝福された日です。挙式当日の感動や喜びを思い出しやすく、結婚式を挙げたホテルやレストランで毎年お祝いをするのも素敵ですね。
二人の思い出を刻む記念日
- プロポーズの日
二人の結婚の意思が固まった、感動的なプロポーズの日を記念日にするのもロマンチックです。 - 初めて出会った日・付き合い始めた日
二人の物語が始まった、初々しい気持ちを思い出せる日です。結婚記念日を迎えるたびに、出会った頃のエピソードで話が弾むかもしれません。
覚えやすさや語呂合わせで決める
- 語呂合わせの良い日
覚えやすくてハッピーな語呂合わせの日は、結婚記念日にぴったりです。- 1月8日:「いちばんハッピーな日」
- 2月2日:「夫婦の日」
- 5月22日:「ご夫婦の日」
- 7月22日:「仲良し夫婦の日」
- 10月8日:「永遠(とわ)の日」
- 11月22日:「いい夫婦の日」
- 11月23日:「いい夫妻の日」(祝日)
- 覚えやすいイベントの日
七夕やクリスマスなどのイベントの日も、忘れにくく特別感があるため人気です。
縁起を担いで選ぶ
新しい門出にふさわしい、縁起の良い日を選ぶカップルも少なくありません。日本の暦には、結婚に良いとされる吉日がたくさんあります。
- 天赦日(てんしゃにち):日本の暦の上で最上の吉日とされ、何事を始めるにも良い日。
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味があり、物事を始めるのに良い日。
- 大安(たいあん):六曜の中で最も吉日とされ、終日万事が吉。
- 母倉日(ぼそうにち):母が子を慈しむように天が人間を慈しむ日とされ、特に婚姻に大吉。
これらの吉日が重なる日は、さらに縁起が良いとされています。
結婚記念日を決める際のポイント
後悔のないように、結婚記念日を決める際にはいくつか注意点があります。
- 二人でしっかり話し合う
一番大切なのは、夫婦二人で話し合い、お互いが納得できる日を選ぶことです。どちらか一方の意見だけでなく、なぜその日が良いのか、お互いの気持ちを伝え合いましょう。 - 周囲の意見も聞いてみる
両親や家族の意見も参考にすると、より良い記念日になるかもしれません。 - 記念日の過ごし方を考える
記念日を決めるだけでなく、どのように過ごすかも一緒に考えると、より特別な記念日になります。 - 誕生日などと重ねるかは慎重に
どちらかの誕生日などを結婚記念日にすると、お祝いが一度にまとまってしまうため、避けた方が良いという意見もあります。
ふたりだけの特別な日を見つけて、素敵な結婚生活を
結婚記念日に決まったルールはありません。大切なのは、夫婦二人が「この日を記念日にして良かった」と思える日を選ぶことです。今回ご紹介した様々なアイデアを参考に、お二人でじっくりと話し合って、最高の結婚記念日を決めてください。そして、毎年訪れる記念日を大切に祝い、夫婦の絆を深めていってくださいね。