【結婚7年目:銅婚式・ウール婚式】北海道で探す!手仕事が光る記念の品5選

7年目(銅婚式)
7年目(銅婚式)北海道・東北

夫婦の絆が安定し、どっしりとした重みを増してくる結婚7年目は「銅婚式(どうこんしき)」と呼ばれています。家族や財産といった二人の基盤が安定してくるこの時期を、美しい光沢を持ち、年月と共に味わいを増す「銅」に例えたのです。

そんな特別な記念日に、ありきたりなプレゼントでは物足りないと感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、雄大な自然と職人の息吹が感じられる「北海道」で生み出される、芸術的で温かみのある銅製品をご紹介します。二人のこれからの時間と共に、さらに輝きを増していくような、世界に一つの記念品を見つけてみませんか。

暮らしに優しく寄り添う鍛金工房「yurisuke」の銅製品

yurisuke powered by BASE
北海道、南空知の由仁町にある 鍛金工房です。 銅・真鍮を打ち出して 丸みのある形や、やさしい雰囲気、鎚目の表情を大切に 小さい物・カトラリー・インテリア・オブジェなどを制作しています。物作りの旅をしながら 北海道で暮らしています。

由仁町の畑の中に工房を構える「yurisuke」は、竹島俊介さんとユリエさんご夫妻が営む鍛金工房です。一枚の銅板を金槌で叩いて形作る「鍛金」という技法で、鍋やカトラリー、時計、アクセサリーなど、手仕事ならではの温かみに満ちた作品を生み出しています。金槌の跡が模様となる「鎚目(つちめ)」の美しい表情が魅力です。

  • 記念品としてのおすすめポイント:
    • 共に時を刻む実用品: ペアのカップやカトラリー、インテリアなど、日常で使うことで7周年という節目を常に感じることができます。
    • 世界に一つのオーダーメイド: 二人の想いを形にするオーダーメイドに対応しており、他にはない特別な記念品を贈ることができます。
    • 経年変化の美しさ: 銅は使い込むほどに色合いが深まり、落ち着いた輝きへと変化します。二人の歴史と共に味わいを増していく過程を楽しめます。

遊び心あふれる小さな世界「nico craft」の銅人形

金属工房ニコクラフト
札幌の金属造形工房ニコクラフト。 銅人形、インテリア、表札、看板、彫刻や金工アクセサリーを製作しております。 オリジナルオーダーなどもお気軽にお問合せください。

札幌市南区にアトリエを構える「nico craft」は、岩本裕規さんと由希さんご夫妻が営む金属工房です。特に人気なのが、裕規さんが作る愛らしい表情の「銅人形」。幼い頃の原風景をイメージしたという人形たちは、一つひとつが一点もので、見るだけで心が和むような遊び心にあふれています。

  • 記念品としてのおすすめポイント:
    • 夫婦の姿を重ねられる一点物: 寄り添うようなペアの人形や、家族の干支など、二人の物語に合った作品を選ぶ楽しみがあります。
    • 心和むお守りのような存在: 銅ならではの温かみと愛嬌のある表情が、日々の暮らしに癒しと笑顔を届けてくれるお守りのような存在になります。
    • インテリアのアクセントに: リビングや寝室など、家の様々な場所に飾って楽しむことができ、見るたびに記念日を思い出させてくれます。

自然の息吹を感じる「アトリエ ルート3」の銅製品

アトリエ ルート スリー | atelier root3 | 北海道から手作りの彫金と七宝焼をインテリア・アクセサリー・オルゴールとしてお届けします

江別市に工房を構える「アトリエ ルート3」は、彫金や七宝焼の技法を用いた温かみのある作品で知られています。動物や植物など、北海道の自然をモチーフにしたものが多く、銅の板を打ち出して作るレリーフや、繊細なデザインのアクセサリーなどを手がけています。銅の素朴な風合いと七宝焼の鮮やかな色彩が織りなす、物語性のある作風が魅力です。

  • 記念品としてのおすすめポイント:
    • 北海道の自然をアートとして贈る: 動物や植物など、北海道の美しい自然をモチーフにしたデザインは、旅の思い出や二人の好きなものを形にすることができます。
    • 物語性のあるデザイン: 銅の素朴さと七宝焼の色彩が織りなすアート性の高い作品は、二人の記念日を詩的に彩ります。
    • さりげないペアアイテム: お揃いのピンブローチやキーホルダーなどは、気負わずにペアで身につけられる素敵な記念品になります。

アートを贈る「北海道画廊」の銅版画

北海道画廊|絵画販売・購入・ギャラリー・買取
1973年創業、北海道札幌でトップクラスの規模と取扱量を誇る画廊です。道内絵画買取実績ナンバーワン。ギャラリー・美術館も運営しております。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

銅婚式の「銅」にちなんで、銅板を原版として制作される「銅版画」を贈るというのも、非常に粋な選択です。札幌市にある「北海道画廊」では、一原有徳のような北海道を代表する作家から、世界的に有名な作家まで、様々な銅版画作品を取り扱っています。繊細な線や、絵の具とは異なる独特の深い色合いを表現できるのが特徴です。

  • 記念品としてのおすすめポイント:
    • 「銅」にちなんだ知的な贈り物: 銅板を原版とする銅版画は、銅婚式の記念品として非常にユニークで、アートを愛する二人への知的なプレゼントになります。
    • 共に選ぶ楽しみと暮らしを彩るアート: 二人の感性に響く一枚を選ぶ時間も特別な思い出になります。家の壁に飾ることで、日常空間がより豊かになります。
    • 資産としての価値: 有名作家の作品であれば、二人の歴史と共に、資産としての価値も持つ可能性があり、未来への投資という意味合いも込められます。

純国産「北海道ウール」製品

結婚7周年目は「ウール婚式」でもあります。冬の厳しい寒さから私たちを優しく守ってくれるウール。そのほとんどを海外からの輸入に頼っている中、今、国内で紡がれる「北海道産ウール」が、その希少性と品質の高さ、そして背景にある物語から、大きな注目を集めています。
かつて日本最大の羊の産地でありながら、時代の流れとともにその規模を縮小させてきた北海道のめん羊産業。しかし、近年、サステナブルなものづくりへの関心の高まりとともに、その価値が見直されつつあります。

  • 記念品としてのおすすめポイント:
    • 驚くほどの希少性。国内自給率1%未満の宝物: まず特筆すべきは、その圧倒的な希少性です。日本のウール自給率は、一説には0.1%未満とも言われています。私たちが普段手に取るウール製品のほとんどが海外産である中、北海道の羊から採れるウールは、まさに「宝物」のような存在なのです。
    • ストーリーを纏う。「サステナブル」な魅力: 北海道ウールは北海道で育った食用の羊から採られた廃棄羊毛を使い、日本国内で紡績したサスティナブルな純国産ウールです。北海道ウールは、単なる「素材」ではありません。それは、北海道の雄大な自然、羊たちの生命力、そして生産者一人ひとりの愛情と哲学が詰まった、温かい物語そのものです。
    • 広がる可能性: 北海道ウール製品を手に取るとき、その背景にあるストーリーに、少しだけ思いを馳せてみませんか。希少で、高品質、そしてサステナブルな「北海道ウール」を選ぶことは、二人の暮らしを豊かにするだけでなく、日本の大切な文化と産業を未来へ繋ぐ、小さな一歩になるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、北海道の作家たちが生み出す、手仕事の温もりが込められた特別な銅製品をご紹介しました。

暮らしに寄り添う道具から、心和む人形、自然を感じるアート、そして知的な銅版画まで、そのどれもが銅婚式の記念品にふさわしい物語と魅力を持っています。使い込むほどに色合いが深まり、輝きを増していく銅製品は、7年という安定した時間と、これから先さらに深まっていくお二人の関係を象徴するかのようです。

大切なのは、お互いを想い、二人で記念日を祝うその気持ちです。この記事が、お二人の銅婚式という大切な節目に、心に残る特別な贈り物を見つけるお手伝いとなれば幸いです。

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